解答と解説
1945年10月、二度の世界大戦の反省から国際連合がつくられ、世界平和と安全を維持する機関として安全保障理事会が設けられアメリカ、イギリス、フランス、中国、ソ連が常任理事国となった。
アメリカを中心とする資本主義諸国とソ連を中心とする社会主義諸国の陣営が対立した。二つの陣営の対立は新たな世界大戦が発生しかねないほど激しく、冷たい戦争(冷戦)とよばれた。
西側の資本主義諸国は北大西洋条約機構(NATO)を結成し、東側の社会主義諸国はワルシャワ条約機構を結成した
中国では第二次世界大戦の終了後国民党と共産党の間で内戦が行われ、毛沢東の率いる共産党が勝利し社会主義国である中華人民共和国が成立した。
1950年に北朝鮮が韓国に侵攻して朝鮮戦争がはじまった。この戦争には日本にあるアメリカ軍基地が使用され、必要となる軍事物資が日本で調達されたことから日本は特需景気という好景気になった。
1951年、吉田茂内閣はアメリカを中心とする資本主義諸国など48カ国とサンフランシスコ平和条約を結び日本の独立が回復した。このときアメリカとの間に日米安全保障条約が結ばれた。
朝鮮戦争へアメリカ軍が出動するため日本の治安のために創設されたのが警察予備隊である。これが1954年に自衛隊に発展した。
戦後の国際社会1
問についての答、またはカッコに入る適切なものを選択肢から選べ。
1945年につくられた国際連合の、世界平和と安全を維持する機関は何か。
1) ユネスコ × 2) ユニセフ × 3) 安全保障理事会 ○ 4) UNHCR × 答: 31945年10月、二度の世界大戦の反省から国際連合がつくられ、世界平和と安全を維持する機関として安全保障理事会が設けられアメリカ、イギリス、フランス、中国、ソ連が常任理事国となった。
冷たい戦争の説明で最も正しいものはどれか。
1) 北極圏の寒い国々で行われた戦争 × 2) 北の先進工業国と南の発展途上国の経済的対立 × 3) 資本主義諸国と社会主義諸国の戦争に発展しかねない厳しい対立 ○ 4) ソ連と中国の戦火を交えない対立 × 答: 3アメリカを中心とする資本主義諸国とソ連を中心とする社会主義諸国の陣営が対立した。二つの陣営の対立は新たな世界大戦が発生しかねないほど激しく、冷たい戦争(冷戦)とよばれた。
1949年につくられた西側諸国の軍事同盟は何か。
1) ワルシャワ条約機構 × 2) 集団安全保障条約 × 3) 中央条約機構 × 4) 北大西洋条約機構 ○ 答: 4西側の資本主義諸国は北大西洋条約機構(NATO)を結成し、東側の社会主義諸国はワルシャワ条約機構を結成した
中華人民共和国について正しいのはどれか。
1) 蒋介石を首相とする資本主義国家 × 2) 蒋介石を主席とする社会主義国家 × 3) 毛沢東を首相とする資本主義国家 × 4) 毛沢東を主席とする社会主義国家 ○ 答: 4中国では第二次世界大戦の終了後国民党と共産党の間で内戦が行われ、毛沢東の率いる共産党が勝利し社会主義国である中華人民共和国が成立した。
朝鮮戦争が日本に与えた影響について正しいものはどれか。
1) 日本経済に壊滅的な打撃を与えた × 2) 日本は好景気になった ○ 3) とくに影響は無かった × 4) 日本軍も出兵し多くの犠牲者が出た × 答: 21950年に北朝鮮が韓国に侵攻して朝鮮戦争がはじまった。この戦争には日本にあるアメリカ軍基地が使用され、必要となる軍事物資が日本で調達されたことから日本は特需景気という好景気になった。
日本が1951年にアメリカなど48カ国と結んだ独立を回復した条約は何か。
1) サンフランシスコ平和条約 ○ 2) 日米安全保障条約 × 3) 子どもの権利に関する条約 × 4) 国際人権規約 × 答: 11951年、吉田茂内閣はアメリカを中心とする資本主義諸国など48カ国とサンフランシスコ平和条約を結び日本の独立が回復した。このときアメリカとの間に日米安全保障条約が結ばれた。
1954年に警察予備隊から発展して発足した日本を防衛する組織を何というか。
1) 日本軍 × 2) 防衛隊 × 3) 防衛軍 × 4) 自衛隊 ○ 答: 4朝鮮戦争へアメリカ軍が出動するため日本の治安のために創設されたのが警察予備隊である。これが1954年に自衛隊に発展した。
{$mIndex}
{$adsRect[0]}
{$adsRect[1]}
{$adsRect[2]}
{$javaScript0 }
練習問題プリント
古代
- 古代_確認 古代_一問一答 古代文明_確認 古代文明_基本 古代_図・記述 ギリシャ・ローマの文明、宗教 ギリシャ・ローマの文明、宗教_一問一答 ギリシャ・ローマの文明、宗教_記述
- 旧石器・縄文・弥生_確認 旧石器・縄文・弥生_一問一答 旧石器・縄文・弥生_記述
- 弥生〜古墳時代_確認 弥生〜古墳時代_一問一答 古墳時代_図・記述
- 聖徳太子〜大化の改新_確認 聖徳太子〜大化の改新_一問一答 聖徳太子〜大化の改新_記述
- 奈良時代_確認 奈良時代_一問一答 奈良時代_文化 奈良時代_記述
- 平安時代_確認 平安時代_一問一答 平安時代_記述
中世
- 武士_確認 武士_一問一答 武士_記述
- 鎌倉時代_確認 鎌倉時代_一問一答 鎌倉時代_記述
- 鎌倉末〜室町_確認 鎌倉末〜室町_一問一答 鎌倉末〜室町_記述
- 室町時代_確認 室町時代_一問一答 室町時代_記述
- 戦国時代、室町文化_確認 戦国時代、室町文化_一問一答 戦国時代、室町文化_記述・図
近世
- ヨーロッパ近世_確認 ヨーロッパ近世_一問一答 ヨーロッパ近世_記述
- 安土桃山時代_確認 安土桃山時代_一問一答 安土桃山時代_記述 安土桃山の文化_確認
- 江戸時代のしくみ_確認 江戸時代のしくみ_一問一答 江戸時代のしくみ_記述
- 江戸初期の外交_確認 江戸初期の外交_一問一答 江戸初期の外交_記述
- 江戸の産業と都市_確認 江戸の産業と都市_一問一答 江戸の産業と都市_記述
- 元禄〜享保_確認 元禄〜享保_一問一答 元禄〜享保_記述
- 田沼〜寛政_確認 田沼〜寛政_一問一答 文化文政〜天保_確認 文化文政〜天保_一問一答
近代
- 17,18世紀ヨーロッパ_確認 17,18世紀ヨーロッパ_一問一答 17,18世紀ヨーロッパ_記述など
- 19世紀ヨーロッパ_確認 19世紀ヨーロッパ_一問一答 19世紀ヨーロッパ_記述など
- 中国・インド・開国_確認 中国・インド・開国_一問一答 中国・インド・開国_記述
- 幕末_確認 幕末_一問一答 幕末_記述
- 明治維新1_確認 明治維新1_一問一答 明治維新1_記述
- 明治維新2_確認 明治維新2_一問一答
- 明治維新3_確認 明治維新3_一問一答
- 日清戦争_確認 日清戦争_一問一答 日清戦争_記述
- 日露戦争_確認 日露戦争_一問一答 日露戦争_記述
- 日本の産業革命・明治文化_確認 日本の産業革命・明治文化_一問一答
二度の世界大戦
- 第1次世界大戦_確認 第1次世界大戦_一問一答 第1次世界大戦_記述
- 大正_確認 大正_一問一答 大正_記述 大正文化_確認 大正文化_一問一答
- 世界恐慌_確認 世界恐慌_一問一答 世界恐慌_記述
- 満州事変・日中戦争_確認 満州事変・日中戦争_一問一答
- 第2次世界大戦_確認 第2次世界大戦_一問一答
現代
記述問題
その他
訂正
2018/10/30 歴史 幕末_確認 (11)弊→兵
2018/3/23 歴史 田沼〜寛政_確認 大問3後半の余分な解答を削除しました
2018/3/1 歴史 鎌倉末〜室町_確認(8) 1927→1297
2017/8/9 歴史鎌倉確認 (13) 新古今和歌集
2017/8/9 歴史鎌倉一問一答 (18)答 新古今和歌集
2016/6/26 歴史平安時代一問一答 1(5)答 坂上田村麻呂
2015/06/08 歴史鎌倉の終わり〜南北朝1(4)答 北条時政→北条時宗
2015/02/19 歴史明治維新1 2(3)地権→地券
2012/06/19
ガンジー → ガンディー
2012/04/03
鎌倉 3(2)の答 新古今和歌集
10/02/24
大正2 1(6)④の答
1/14
歴史年表(縄文〜鎌倉)答
(1)〜(3)
2/16
歴史 明治2 (7) 民撰議員設立建白書 (誤)
民撰議院設立建白書(正)
2018/3/23 歴史 田沼〜寛政_確認 大問3後半の余分な解答を削除しました
2018/3/1 歴史 鎌倉末〜室町_確認(8) 1927→1297
2017/8/9 歴史鎌倉確認 (13) 新古今和歌集
2017/8/9 歴史鎌倉一問一答 (18)答 新古今和歌集
2016/6/26 歴史平安時代一問一答 1(5)答 坂上田村麻呂
2015/06/08 歴史鎌倉の終わり〜南北朝1(4)答 北条時政→北条時宗
2015/02/19 歴史明治維新1 2(3)地権→地券
2012/06/19
ガンジー → ガンディー
2012/04/03
鎌倉 3(2)の答 新古今和歌集
10/02/24
大正2 1(6)④の答
1/14
歴史年表(縄文〜鎌倉)答
(1)〜(3)
2/16
歴史 明治2 (7) 民撰議員設立建白書 (誤)
民撰議院設立建白書(正)
pc・スマホ用問題
選択問題(解説付き)
- 古代1 古代2 古代文明 エジプト文明 メソポタミア・オリエント インダス文明
- 中国文明1 中国文明2 中国文明3
- ギリシャ ローマ 宗教
- 旧石器時代・縄文時代 弥生時代 弥生〜邪馬台国 古墳時代
- 聖徳太子の政治1 聖徳太子の政治2 飛鳥文化 大化の改新1 大化の改新2
- 奈良時代_律令制 奈良時代_人々の暮らし 奈良時代_文化
- 平安時代_貴族の政治 平安時代_文化 平安時代_仏教 武士 武士の政権
- 鎌倉時代1 鎌倉時代2 鎌倉時代3 鎌倉時代文化 鎌倉時代仏教 蒙古襲来
- 南北朝時代 室町時代 東アジア14世紀 琉球と蝦夷地 室町の産業と生活
- 戦国時代1 戦国時代2 室町時代文化 ルネサンス 大航海時代 南蛮貿易
- 織田信長 豊臣秀吉 桃山文化
- 江戸幕府の仕組み 江戸の身分・暮らし 江戸初期の外交 鎖国下の外交
- 江戸_産業の発展 江戸_交通と都市 元禄文化 享保の改革 田沼意次、松平定信
- 江戸_教育・学問 化政文化 天保の改革など
- 市民革命 啓蒙思想 フランス革命 産業革命 19世紀欧米 アヘン戦争
- 開国 開国の影響 江戸幕府滅亡
- 明治維新 維新の三大改革 文明開化 明治初期の外交
- 自由民権運動 帝国議会・憲法 日清戦争 日露戦争 日本の産業革命・明治の文化
- 第一次世界大戦 国際協調・アジアの民族運動 大正デモクラシー 大正文化
- 世界恐慌 満州事変 日中戦争 第二次世界大戦 太平洋戦争
- 日本の民主化 戦後の国際社会1 戦後の国際社会2 現代
一問一答 高校入試編
穴埋め問題 高校入試編
選択問題 高校入試編
歴史の勉強法
憶えることが得意な人
教科書を見て、1つの単元をまとめます。その単元の練習問題(教科書準拠)をやります。間違えたところをノートに書き出して憶えます。もう一度同じ単元の違う問題をやります。次に憶えた事柄のつながりを考えてノートを作ります。→例
歴史は人の行った行為なので必ず理由があります。なぜそんなことをしたのか理由がわかるように、ノートにまとめていきます。それができたら少し発展的な記述を含むような問題をやってみましょう。
憶えるのが苦手または歴史が苦手な人
各時代ごとに一番重要なことを抜き出してまとめます。そのときにできるだけ少ない事柄だけにします。その時代がどうやって始まり、どう終わったのか。重要な出来事は何か。これだけのことを教科書をよく読んでノートに書き出します。→例
次にそれぞれの事柄に理由を書き加えていきます。できるだけつながりがわかるようにしていきます。このときでもあまり細かいことを書き過ぎないようにします。また、理由を自分の想像だけで書かずに、必ず教科書や参考書で確かめながらノートを作りましょう。こうして歴史の流れのノートができます。→例
それを何度も読み返してさらに教科書も読んで間違いがないかをチェックします。歴史の流れが理解できればあとは問題を解きながら少しずつ憶えることを増やしていきます。そのときにもできる限り理由を含めて憶えることを忘れないでください。歴史は流れをつかむと細かい事柄でも憶えやすさが全くちがってきます。
全問の解答と解説
1945年につくられた国際連合の、世界平和と安全を維持する機関は何か。
答 安全保障理事会1945年10月、二度の世界大戦の反省から国際連合がつくられ、世界平和と安全を維持する機関として安全保障理事会が設けられアメリカ、イギリス、フランス、中国、ソ連が常任理事国となった。
冷たい戦争の説明で最も正しいものはどれか。
答 資本主義諸国と社会主義諸国の戦争に発展しかねない厳しい対立アメリカを中心とする資本主義諸国とソ連を中心とする社会主義諸国の陣営が対立した。二つの陣営の対立は新たな世界大戦が発生しかねないほど激しく、冷たい戦争(冷戦)とよばれた。
1949年につくられた西側諸国の軍事同盟は何か。
答 北大西洋条約機構西側の資本主義諸国は北大西洋条約機構(NATO)を結成し、東側の社会主義諸国はワルシャワ条約機構を結成した
中華人民共和国について正しいのはどれか。
答 毛沢東を主席とする社会主義国家中国では第二次世界大戦の終了後国民党と共産党の間で内戦が行われ、毛沢東の率いる共産党が勝利し社会主義国である中華人民共和国が成立した。
朝鮮戦争が日本に与えた影響について正しいものはどれか。
答 日本は好景気になった1950年に北朝鮮が韓国に侵攻して朝鮮戦争がはじまった。この戦争には日本にあるアメリカ軍基地が使用され、必要となる軍事物資が日本で調達されたことから日本は特需景気という好景気になった。
日本が1951年にアメリカなど48カ国と結んだ独立を回復した条約は何か。
答 サンフランシスコ平和条約1951年、吉田茂内閣はアメリカを中心とする資本主義諸国など48カ国とサンフランシスコ平和条約を結び日本の独立が回復した。このときアメリカとの間に日米安全保障条約が結ばれた。
1954年に警察予備隊から発展して発足した日本を防衛する組織を何というか。
答 自衛隊朝鮮戦争へアメリカ軍が出動するため日本の治安のために創設されたのが警察予備隊である。これが1954年に自衛隊に発展した。