塾の選び方
口コミ情報
小規模の塾で指導に力を入れるほど、広告は二の次三の次になります。実績が上がっていても 通っている生徒や卒業生からの口コミだけでしか情報がありません。高校受験で地域トップの実績が あるのはたいていこういった個人塾だったりします。お目当ての塾に通っている生徒、卒業生やその 保護者を知っていれば必ず話を聞くべきです。お目当ての塾がなくても生徒同士、特に受験生同士は かなりシビアに塾の情報を交換していますから、受験を終えた高校生などに情報を聞けば地域で良さそうな 塾を絞り込むことができます
面談
入塾を決める前に必ず授業をうけもつ講師や塾長と会って話を聞いてください。面談の時
に営業マンが出てくる塾はあまり信用できません。
面談の時に聞いておきたいこと
(1)教育方針 (2)授業の進め方 (3)講師は専任かアルバイトか
(4)生徒のレベル (5)実績
大事なお子さんを預ける講師がどんな人間か。必ず会っておきましょう。
どんなチラシやCMの宣伝文句より会った時の印象が大切です
体験授業
できるだけ実際に授業を受け持つ講師の体験授業を受けるようにしましょう。まともな塾であれば体験授業を受けつけてくれます。体験授業では授業がわかりやすいか、生徒がムダ話などしていないかなどをチェックしてください。
良い塾の条件
良い塾とは「優秀な講師が情熱を持って教える塾」「生徒のことを第一に考え儲け主義ではない塾」 だと思います。見分け方をいくつか考えてみました。
授業の準備はしっかりやっているか。
わかりやすい授業をするためには個別指導でも集団指導でも準備、 予習なしで授業をすることはありえません。毎年同じ単元を教えていても毎年生徒は変わりますし、 さらに良い授業をするための工夫を考えれば準備なしで授業をするのは怠慢以外の何ものでもありません。 1時間の授業をするには最低30分。多い人は3時間かけて授業の準備をしています。 その塾は何時から準備を始めていますか?通りがかりにのぞいてみましょう。 午前中から出勤して準備をしている塾なら授業に情熱を注いでくれるでしょう。 儲け主義とは考えにくいとおもいます。
生徒を叱ってくれるか。
最近は学校の先生でも生徒を厳しく叱る方が少なくなったと聞きます。塾でも授業中生徒がムダ話をしたりお菓子 やガムを食べていても注意しないところもあるようです。本当に生徒のことを考えてのならそういうときに叱って あげることが必要なのは言うまでもないことです。ところが叱るには非常にエネルギーが必要ですし、 やめられることを恐れて厳しく叱ることができないほうが多くなっています。