解答と解説

開国

問についての答、またはカッコに入る適切なものを選択肢から選べ。

4隻の軍艦で来航し、開国を求める大統領の国書を差し出したアメリカの東インド艦隊司令長官はだれか。

1) レザノフ × 2) ラクスマン × 3) ハリス × 4) ペリー 答: 4
 1853年、軍艦4隻で浦賀に来航したペリーは大統領の国書を幕府に受け取らせ、翌年再び来航し日米和親条約を結んだ。

日米和親条約について、正しいものはどれか。

1) 下田と函館の2港でアメリカとの自由貿易を認めた。 × 2) 長崎など5港を開いてアメリカと自由貿易を認めた。 × 3) 下田と函館の2港で、アメリカ船に食料や水、石炭などを供給することを認めた。 4) 長崎など5港を開いてアメリカ船に食料や水、石炭などを供給することを認めた。 × 答: 3
 日米和親条約では下田と函館の2港を開き、アメリカの領事を下田に置き、アメリカ船に食料や石炭、水を供給することを認めた。

日米修好通商条約について間違っているものはどれか。

1) 函館や長崎など5港を開いた。 × 2) アメリカ人が居留地で自由な貿易をすることを認めた。 × 3) 日本の関税自主権を認める条約である。 4) 領事裁判権を認める条約である。 × 答: 3
 日米修好通商条約では神奈川(横浜),函館、長崎、兵庫(神戸)、新潟の5港を開き、外国人居留地での自由貿易を認めた。この条約は関税自主権がなく、領事裁判権を認めた、日本に不利な不平等条約であった。

関税自主権について、正しいものはどれか。

1) 輸出入すされる商品の関税を貿易相手国が決める権利 × 2) 輸出入される商品の関税を、貿易業者が自主的に決める権利 × 3) 輸出入される商品の関税を自国が決める権利 4) 輸出入される商品の関税を自国と貿易相手国で話し合って決める権利 × 答: 3
 関税は自国の産業を保護するため輸入品などにかけるものである。国が輸入品や輸出品に自由に関税をかけることのできる権利が関税自主権である。日米修好通商条約では日本に関税自主権がなかった。

領事裁判権について正しいものはどれか。

1) 領事が罪を犯したときに裁判にかける権利 × 2) 外国人の犯罪を、罪をおかした国で裁判する権利 × 3) 外国人の犯罪を、許す権利 × 4) 外国人の犯罪を、外国人の領事が裁判する権利 答: 4
 外国人の犯罪を、罪をおかした国で裁判せずに、その外国の領事が裁判を行う権利を領事裁判権という。

朝廷の許可を得ずに日米修好通商条約を結んだのは誰か。

1) 井伊直弼 2) 松平定信 × 3) 水野忠邦 × 4) 徳川斉昭 × 答: 1
 アメリカ総領事のハリスが幕府に通商条約の締結を求め、幕府は反対派を抑えるために朝廷の許可を求めようとしたが、許可されなかった。新しく大老になった井伊直弼は朝廷の許可のないまま日米修好通商条約を結んだ。
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訂正

2018/10/30 歴史 幕末_確認 (11)弊→兵
2018/3/23 歴史 田沼〜寛政_確認 大問3後半の余分な解答を削除しました
2018/3/1 歴史 鎌倉末〜室町_確認(8) 1927→1297
2017/8/9 歴史鎌倉確認 (13) 新古今和歌集
2017/8/9 歴史鎌倉一問一答 (18)答 新古今和歌集
2016/6/26 歴史平安時代一問一答 1(5)答 坂上田村麻呂
2015/06/08 歴史鎌倉の終わり〜南北朝1(4)答 北条時政→北条時宗
2015/02/19 歴史明治維新1 2(3)地権→地券
2012/06/19
 ガンジー → ガンディー
2012/04/03
鎌倉 3(2)の答 新古今和歌集
10/02/24
大正2 1(6)④の答
1/14
歴史年表(縄文〜鎌倉)答
(1)〜(3)
2/16
歴史 明治2 (7) 民撰議設立建白書 (誤)
民撰議設立建白書(正)
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pc・スマホ用問題

選択問題(解説付き)
一問一答 高校入試編
穴埋め問題 高校入試編
選択問題 高校入試編
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歴史の勉強法

憶えることが得意な人

教科書を見て、1つの単元をまとめます。その単元の練習問題(教科書準拠)をやります。間違えたところをノートに書き出して憶えます。もう一度同じ単元の違う問題をやります。次に憶えた事柄のつながりを考えてノートを作ります。
歴史は人の行った行為なので必ず理由があります。なぜそんなことをしたのか理由がわかるように、ノートにまとめていきます。それができたら少し発展的な記述を含むような問題をやってみましょう。

憶えるのが苦手または歴史が苦手な人

各時代ごとに一番重要なことを抜き出してまとめます。そのときにできるだけ少ない事柄だけにします。その時代がどうやって始まり、どう終わったのか。重要な出来事は何か。これだけのことを教科書をよく読んでノートに書き出します。→
次にそれぞれの事柄に理由を書き加えていきます。できるだけつながりがわかるようにしていきます。このときでもあまり細かいことを書き過ぎないようにします。また、理由を自分の想像だけで書かずに、必ず教科書や参考書で確かめながらノートを作りましょう。こうして歴史の流れのノートができます。→
それを何度も読み返してさらに教科書も読んで間違いがないかをチェックします。歴史の流れが理解できればあとは問題を解きながら少しずつ憶えることを増やしていきます。そのときにもできる限り理由を含めて憶えることを忘れないでください。歴史は流れをつかむと細かい事柄でも憶えやすさが全くちがってきます。

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全問の解答と解説

4隻の軍艦で来航し、開国を求める大統領の国書を差し出したアメリカの東インド艦隊司令長官はだれか。

ペリー
1853年、軍艦4隻で浦賀に来航したペリーは大統領の国書を幕府に受け取らせ、翌年再び来航し日米和親条約を結んだ。

日米和親条約について、正しいものはどれか。

下田と函館の2港で、アメリカ船に食料や水、石炭などを供給することを認めた。
日米和親条約では下田と函館の2港を開き、アメリカの領事を下田に置き、アメリカ船に食料や石炭、水を供給することを認めた。

日米修好通商条約について間違っているものはどれか。

日本の関税自主権を認める条約である。
日米修好通商条約では神奈川(横浜),函館、長崎、兵庫(神戸)、新潟の5港を開き、外国人居留地での自由貿易を認めた。この条約は関税自主権がなく、領事裁判権を認めた、日本に不利な不平等条約であった。

関税自主権について、正しいものはどれか。

輸出入される商品の関税を自国が決める権利
関税は自国の産業を保護するため輸入品などにかけるものである。国が輸入品や輸出品に自由に関税をかけることのできる権利が関税自主権である。日米修好通商条約では日本に関税自主権がなかった。

領事裁判権について正しいものはどれか。

外国人の犯罪を、外国人の領事が裁判する権利
外国人の犯罪を、罪をおかした国で裁判せずに、その外国の領事が裁判を行う権利を領事裁判権という。

朝廷の許可を得ずに日米修好通商条約を結んだのは誰か。

井伊直弼
アメリカ総領事のハリスが幕府に通商条約の締結を求め、幕府は反対派を抑えるために朝廷の許可を求めようとしたが、許可されなかった。新しく大老になった井伊直弼は朝廷の許可のないまま日米修好通商条約を結んだ。
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