習慣と理解

どの教科にも共通していて最も大切なことは習慣と理解の2つ。

習慣

中学のできるだけ早いうちにつけなければならないのが学習の習慣です。 習慣による学習の効果は『慣れる』と『憶える』。 昔から「習うより慣れろ」とよくいわれます。これは特に数学の計算問題や英語・国語にあてはまります。 やり方を憶えるより練習量を多くすることで計算力や読解力が上がります。 また、英単語や漢字は繰り返し練習することが効果的なことはよく知られています。 単純な暗記に限ると人間は記憶したものを1日で約70%忘れてしまいます。 ところが記憶した内容を繰り返し学習することで忘れる率が大幅に低くなるのです。 ですから英単語や漢字は毎日練習することで深く記憶され忘れにくくなっていきます。 計算練習や暗記などは単純でつまらないと感じやすい作業ですが、習慣になってしまえば意識せずに続けられるものです。
  >>学習習慣をつけるには


理解

繰り返して練習するよりもさらに忘れにくい方法それが『理解する』ことです。 そのためにただ暗記するのではなく、常に「なぜ?」そうなるのかを考えるようにしましょう。 理由がわかれば「なるほど!」と納得できます。このように納得して憶えたものは単純な暗記と違って 忘れる率が大幅に低くなります。特に中学生から高校生にかけて脳の発達段階が単純な記憶から理解し納得する記憶へ 移行して行く時期なので、理解し納得する学習は非常に合理的で効果のある勉強法なのです。 さらに、丸暗記は単純でつまらない作業ですが、理解し納得する学習が身につくと達成感があって勉強の面白さがわかってきます。


時間はそんなに長くなくても必ず毎日勉強する習慣をつけて、学校や塾では常に「なぜ?」そうなるのかを考えて授業を受けましょう。テストで点数を取るための勉強ではなく、自分が納得するまで考え、先生に質問したりすることも必要です。


勉強法(具体例)

習慣と理解を生かした勉強法の具体例

授業

学校や塾の授業では常に「なぜ?」そうなるのかを考えて授業を受けましょう。 たいていの事がらは先生が理由など説明してくれるはずです。 もちろん授業の説明だけで理解できないことも多いと思いますが、 そんな場合でも理解させてもらうのを待つのではなく自分で納得できるまで考えることが大切です。 さらに質問ができる環境であればどんどん質問しましょう。 また、授業のときのノートはあまり「綺麗に書くこと」に力を入れないようにしましょう。板書や先生のコメントをメモするもの と考えて復習のときに自分でかろうじて読めるくらいで構いません。その分説明を聞く、考えることに力を入れてください。

復習

その日に受けた授業のポイントなどをノートから抜き出して他のノートに書き写します。 授業で先生の言っていたことを思い出しながら、ノートを見て何が大切なのかを自分で考えまとめていきます。 ただし最初はあまり詳しくなりすぎないようにすることが続けていくコツです。
  >>ノートの作り方

※まとめるのが苦手な人、時間が無い人・・・初めは授業のノートを丁寧に書き直すつもりでやってみましょう。  その日の授業を思い出しながらノートを書き直すだけでも効果があります。  慣れてきたらだんだん自分なりにまとめるようにしましょう。

数学は単元によって、ノートをまとめるより授業でやった範囲の練習問題をしたほうが効果的な場合も多くあります。 ただし練習問題は間違えたところが大切ですから、間違えた問題はそのままにしないように気をつけてください。
  >>練習問題のやり方

その他

授業をちゃんと受けてその都度復習していればたいてい大丈夫ですが、ただひとつだけ別なのが英単語。 単語練習だけはたとえ英語の授業が無くても毎日やるべきです。 1年生や2年生では単語をしっかり憶えてなくても定期テストの点数がそれほど悪くはないという人もいると思いますが それでも毎日練習するべきです。3年になってから、さらには高校に行ってから差がつきます。単語練習だけは必ず毎日やりましょう。


試験勉強(定期テスト)

社会・理科編

一日目・・・試験範囲の教科書を一通り読む。
教科書の中でもっとも重要だと思うところだけをノートに書き出す。
(詳しくなりすぎないよう注意)→
二日目・・・基本問題(用語が一問一答になど)をやる。 →
間違えたところをノートに書いて自分で解説をつける  →
三日目・四日目・・・二日かけて授業のノートも見ながら教科書をまとめる。
必要だと思うところをしっかりまとめること。
理科は特に実験に関してやり方、注意する点などもまとめる。  →
五日目・・・問題練習。間違えたところはやはりノートに書き出す。
六日目・・・昨日の練習問題で間違いが多かった人は全く同じ問題を解く。
昨日の問題がよくできていた人は別の問題を解く。
七日目・・・教科書をまとめたノート。間違えた問題を書き出したノートを見直して復習。

ポイントは、はじめに教科書の要点だけ抜き出して後でもう一度まとめること。
また、間違えた問題を書き出して最後にもう一度それを見直すこと。  

数学編

一日目・・・授業のノートを見て要点を別のノートに書き出す。
特に公式や定理などは使い方だけでなくどうしてその公式や定理が
成立するかをわかるようにしておくことが大切です。

数学は問題を解いていればいい。と思っている人が多いのですが基本がしっかりしていないとどんなにたくさん問題を解いても伸びません。特に応用、発展問題は基礎がしっかりしていないと解けません。

二日目・三日目・・・基本問題を解く。 間違った問題をノートに書き出す(問題だけ)
四日目・・・昨日と一昨日の間違えた問題をもう一度やる。
五日目・・・発展、応用問題を解く。間違えた問題をやはりノートに書き出す。
六日目・・・昨日間違えた問題をもう一度やる。
七日目・・・問題練習で間違いの少なかった人は別の問題を解く。
間違いの多かった人は再度間違ったところを解いてみる。

※自分の能力に合わせて数学の得意な人は基本問題を少なく、発展問題を多くしてください。練習問題は間違えるためにやるものです。練習問題で満点をとると気分は良いのですがそこから得るものはあまりありません。それより間違えた問題を大切にしてください。自分の間違えたところをしっかり復習することによって実力をつけることができます。     

英語編

一日目・・・2日間かけて授業のノートを見て要点をまとめる。  ・試験範囲の単語を書き出す
二日目・・・授業のノートを見て、要点をまとめる(2日目) ・単語練習をする。
三日目・・・基本問題練習 ・自分で単語テストする(英語を見て日本語を書く)
四日目・・・教科書を読んで重要な文をノートに抜き出し訳を書く。 ・自分で単語テストする(日本語から英語にする) 
五日目・・・標準問題練習 ・昨日間違えた単語だけ練習
六日目・・・昨日間違いの多かった人はもう一度同じ問題を
   そうでない人は別の問題をやる。
・自分で単語テスト
七日目・・・まとめノート、問題で間違えたところを見直す

普段から単語練習している人は自分で単語テストをしてみて憶えていない単語だけ練習しましょう。