国語の勉強法

読解力はすべての教科の基本です。数学の文章題や理科社会でも文章を読む力が無いために問題が解け ないという生徒が増えています。読解力を上げるための唯一の方法は「読む」ことです。

国語は勉強しても成果が出ない?

国語は5教科の中でもっとも成果の出にくい教科といわれます。成果が出にくい のではなく、成果が出るまでに時間がかかるというのが実際のところです。 成果が出るまでに3ヶ月から半年以上かかる場合もあります。ただし、英語と同じで時間はかかっても 必ず成果は出ます。私たちは日本人ですから小学校に入る前から日本語を使っています。 読書の好きな子は小さいころから色々な本を読んで読解力を養っています。日記を毎日つけている子は 毎日作文の練習をしているのと同じです。つまり、国語の成績は読み書きができるようになってから今 までの積み重ねが結果となっているのです。とはいえ、国語は努力した分確実に成果の出る教科ですから 1ヶ月やそこらの努力で成果が出ないと嘆かずにじっくり先を見据えてがんばりましょう。

読書

 国語の問題は長文、作文、暗記分野(漢字、文法、ことわざなど)です。そしてすべての分野で有効な 勉強法は読書です。長文の読解力がつくのはもちろん、漢字やことわざなども自分の好きな本を読んでいく なかで憶えたほうがよく身につきます。ですから、中学1,2年生であればできるだけたくさんの本を読む 習慣をつけてください。ジャンルは何でもかまわないので自分の好きな本、興味のある分野の本を読みましょう。  そして知らない漢字や言葉、ことわざなどがでてきたときはすぐ調べておく習慣をつけておくと  なお良いでしょう。


国語 高校受験勉強法

文法

文法は基本から体系的に勉強するのが一番理解しやすい方法です。問題練習をする前に一度 参考書などを見て自分なりにまとめてみるほうが良いでしょう。少なくとも夏休み が終わるまでに一通り文法はわかるようにしておきましょう。

古典

古典をわかるためには「読みまくる」ことが重要です。同じ文章を何度も何度も読む。古典とはいっても同じ 日本語ですから現代文の読解力がついている人であれば古典の文章を読みなれることでなんとなく意味がわかって きます。もちろん古典特有の言葉や、現代と異なる意味の言葉などを覚えることも重要ですが、あまり細かいこと にこだわりすぎると全体がみえなくなったりつまらなくなってしまったりします。

長文読解

長文読解力をつけるためにはとにかく繰り返し文章を読むことです。 3年生であれば過去の高校入試問題の問題文を読むのが一番良い方法です。同じ文章を5回〜 10回読んでください。私がこれまで指導してきた経験から5回以上読まないと力はついてきません。 これを1日1題毎日続けてください。早ければ1ヶ月で成果が現れてきます。特に説明文、論説文などでは文章を 10回読んだ後本文を見ずに内容をノートに要約するとさらに良いでしょう。そのときに問題を解く必要はありません。 問題を解く時間があれば1回でも2回でも余計に読んだほうが読解力がつきます。


私の塾でもこの方法で指導していますが、毎日家庭での学習ということになるとなかなか本気でやろうとしません。 実際読解力がついていない生徒は読むのも遅いし、10回読むのはかなりきついと思います。さらに1週間や2週間で 成果が出るわけではないので続けるのも大変です。夏明けくらいから口うるさく言って、まじめな生徒が何人かやり始 めるかどうかというところです。ところが1ヶ月も続けば読む速さがついて、さらに慣れてくるのでそれほど苦ではな くなってきます。そのまま続けると以前より内容がわかりだします。わかり始めると面白くなってきて、始めてから3 ヶ月もすると成績にも現れてくるようになります。こうなるとそれまで本気でやっていなかった周りの生徒たちも真剣 に取り組むようになります。塾の自習室などでの様子を見ているとまさに目の色を変えて読みまくっています。 身近な人間の体験談はそれほど効き目があるわけです。こうして後から気づいた生徒たちが長文読解に取り組み始める のが12月くらいです。普通なら成果がでるのに3ヶ月はかかるところですが受験前の切羽詰った集中力なのか、 1ヶ月後くらいから結果を出し始めこちらがちょっとびっくりするくらい成績の上がる生徒もでてきます。


読解力をつけるには同じ文章を10回毎日読もう。
集中して取り組めば驚くほど成果が出ます。